ナトリウムとカリウムはバランスが大事!

ナトリウムとカリウムの働き

ナトリウムは細胞の内側に、カリウムは外側に存在していて細胞内外の体液バランスを整える役割や血液のpH保持を果たしています。また、神経の刺激伝達にも役立っています。細胞内のナトリウム濃度が上がると、細胞外からカリウムを取り込んで余分なナトリウムを細胞外に排出して濃度を一定に保ちます。そのため、ナトリウムの過剰、もしくはカリウムの欠乏は細胞内のナトリウム濃度の上昇を招きます。長期的に過剰摂取状態が続くと、血液中のナトリウムが増え、浸透圧が高くなります。そうすると、ナトリウム濃度を下げるために細胞が水分を多く吸収し、その結果、細胞が膨張し血圧が上がってしまいます。カリウムはナトリウム濃度の調整だけでなく、ナトリウムと協力しあって体内の水分バランスをコントロールする役割を持っています。ナトリウムを体外に排泄する働きもカリウムにはあるので、血圧を下げる働きがあると言えます。カリウムを摂取することで、余分なナトリウムを外に出すことが高血圧予防になります。

ナトリウムも体に絶対必要な成分ですが、日本食は塩分が濃いものが多く、私たちの普段の食生活でソース、マヨネーズ、加工品などにも使われているので気が付かない内に、ナトリウムを摂取しているといった事もあり過剰になりがちです。ですから、普段の食生活から塩分の過剰摂取に注意する必要があります。そして、塩分の過剰摂取による高血圧を防ぐためカリウムを意識して摂取することが望まれます。

カリウムを多く含む食品

カリウムは野菜類、きのこ類、海そう類、果物類、いも類に比較的多く含まれています。カリウムは多くの食品に含まれているのですが、調理による損失が大きいため、生野菜や果物で摂取するのがおすすめです。生野菜や果物を摂取する機会が少ない場合はサプリメント等の利用も考えられます。

カリウムは、たとえ多く摂取したとしても、汗や尿と一緒に体外に排出されますので、その分を適切に排出することができます。カリウム摂取において、摂りすぎを心配することは、基本的にはありません。しかしながらひとつ注意したいのは、腎臓機能に障害のある方です。腎機能に障害がある方はうまくカリウムの排出が行われないので、制限の必要性があるということを認識しなければなりません。カリウムが汗や尿と一緒に排出できずにどんどん蓄積されると、高カリウム血症を引き起こします。この高カリウム血症は、嘔吐やしびれ、知覚過敏、脱力感などの筋肉・神経症状、不整脈など非常に重い症状があり、心停止に至る危険性も。腎不全など腎臓機能に障害のある方は、くれぐれも摂りすぎには注意が必要です。

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