普段の食事は健康な食事(スマートミール)を意識しよう

スマートミールとは

スマートミールとは、店舗・事業所で提供される健康的な食事,すなわち,健康に資する要素を含む栄養バランスのとれた食事の通称で、飲食店や事業所の認証のための基準ですが、厚生労働省の「生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事の目安」(平成 27 年9月)や日本人の食事摂取基準(2015年版)等を基本とし決定した基準であるので、わたくしたちの普段の食事の参考になるものとも考えられます。

スマートミールの構成は

スマートミールとしての料理・食品の構成は以下のとおりです。

    1
エネルギー量は,1食当たり450~650 kcal未満(通称「ちゃんと」)と,650~850 kcal(通称 「しっかり」)の2段階とする。
    2
料理の組み合わせの目安は,①「主食+主菜+副菜」パターン ②「主食+副食(主菜,副菜)」パターンの2パターンを基本とする。
    3
PFCバランスが,食事摂取基準2015年版に示された,18歳以上のエネルギー産生栄養素バランス(PFC%E; たんぱく質13~20%E, 脂質20~30%E, 炭水化物50~65%E)の範囲に入ることとする。
    4
食塩相当量は,「ちゃんと」3.0 g未満,「しっかり」3.5 g未満とする。
    5
牛乳・乳製品,果物は,基準を設定しないが,適宜取り入れることが望ましい。
    6
特定の保健の用途に資することを目的とした食品や素材を使用しないこと。

なお、上記 5 については、スマートミールとして牛乳・乳製品、果物の基準量は設定していませんが、これらの食材をスマートミールの一部として用いた場合は、スマートミールの基準の総エネルギーやPFCバランス、食塩量に納める必要があります。

1食あたりの提供エネルギー量(2段階)による分類

①「主食+主菜+副菜」パターン

項 目  「ちゃんと」 450~650kcal未満 「しっかり」 650~850kcal
主食 ・飯,めん類,パン
(参考:飯の場合は,1食当たり150~180 gが目安)
・飯,めん類,パン
(参考:飯の場合は,1食当たり170~220 gが目安)
主菜 ・魚, 肉, 卵, 大豆製品:(参考)60~120 g ・魚, 肉, 卵, 大豆製品:(参考)90~150 g
副菜1(付合せ等) ・野菜, きのこ, いも, 海藻:140g以上 ・野菜, きのこ, いも, 海藻:140g以上
副菜2(小鉢、汁)
食塩 ・食塩相当量:3.0g未満 ・食塩相当量:3.5g未満

注)副菜は,副菜1を主菜の付合わせ等とし副菜2を独立した小鉢とする方法,或いは副菜1と副菜2を合わせて1つの大きな副菜とする方法など,メニューにより自由に工夫をしてよい。

② 「主食+副食(主菜, 副菜)」パターン

 項目 「ちゃんと」 450~650kcal未満 「しっかり」 650~850kcal
主食 ・飯,めん類,パン
(参考:飯の場合は,1食当り150~180 gが目安)
・飯,めん類,パン
(参考:飯の場合は,1食当り170~220 gが目安)
副食
(主菜、副菜(汁))
・魚, 肉, 卵, 大豆製品:(参考)70~130 g
・野菜, きのこ, いも, 海藻:140g以上
・魚, 肉, 卵, 大豆製品:(参考)100~160g
・野菜, きのこ, いも, 海藻:140g以上
食塩 ・食塩相当量:3.0g未満 ・食塩相当量:3.5g未満
  • ちゃんと(450~650kcal未満)
    栄養バランスを考えて「ちゃんと」食べたい女性や中高年男性の方向け
  • しっかり(650~850kcal)
    栄養バランスを考えて「しっかり」食べたい男性や身体活動量の高い女性の方向け

「健康な食事・食環境」公式ウェブサイトhttp://smartmeal.jp/ より

「スマートミール」を,継続的に,健康的な空間(栄養情報の提供や受動喫煙防止等に取り組んでいる環境)で提供している店舗や事業所を認証するのは複数の学協会からなる「健康な食事・食環境」コンソーシアムで 特定非営利活動法人 日本栄養改善学会、 日本給食経営管理学会 、特定非営利活動法人 日本高血圧学会 、一般社団法人 日本糖尿病学会、一般社団法人 日本肥満学会 、一般社団法人 日本公衆衛生学会 、特定非営利活動法人 健康経営研究会 、一般社団法人 日本健康教育学会 、一般社団法人 日本腎臓学会 、一般社団法人 日本動脈硬化学会 が参加しています。

スマートミールを提供する店舗等の認証基準は

認証基準は
必須項目を満たす場合 ★
必須項目に加え、オプション項目が 5項目以上つく場合★★
必須項目に加え、オプション項目が10項目以上つく場合★★★
と認証されます。

必須項目は、

  1. スマートミール(基準に合った食事)を提供している
  2. スマートミールの情報を提供している
  3. スマートミールに「おすすめ」と表示するなど,選択時にプロモーションされていることがわかる
  4. スマートミールの選択に必要な栄養情報等を店内,カタログ,注文サイト等メニュー選択時にわかるよう,提供している
  5. スマートミールを説明できる人が店内にいる(中食*の場合,問合せ窓口がある)
  6. 管理栄養士・栄養士がスマートミールの作成・確認に関与している
  7. 店内禁煙である(中食*は除く)

となっています。オプション項目、その他詳細は上記サイトをご参照ください。

*中食とは持ち帰り弁当、総菜のことを言います。

この認証制度は2018年度から始まる新しい制度ですが、現在先行してスマートミールを提供しているお店もあります。機会があれば利用して日々の食生活の参考にしたいものです。

2018年9月より本格的にスタートしたスマートミール認証制度ですが全国チェーンの定食屋「大戸屋」でスマートミールが提供されているということで...

スマートミールがインスタグラムにもアップされていました。

健康づくりには、スマートミールのような、栄養バランスのとれた食事を継続的に食べ、積極的に身体を動かし、禁煙、節酒を心がけるなど、適正な生活習慣が重要ですがスマートミールだけで健康になったり、生活習慣病が予防できるわけではありません。また毎日の食事を「スマートミール」となるとなかなか難しいと思われますので、サプリメント等を併用して摂取していくのが現実的かと思われます。

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